開発者コンソールを使った開発からSalesforce DXを使った開発へ移行。 Salesforce DXへ移行することで、開発に業界標準のベスト・プラクティスやツールを採用できるようになった。 特にバージョン管理システムを起点とする開発環境が整った。
salesforceが提供するブラウザで動作するIDE。
salesforce上にあるソースコードを開発者コンソールで編集する開発スタイルだった。バージョン管理システムや業界標準の開発手法やツールなどを利用できなかった(利用するには相当複雑な準備が必要だった)。ある意味、特殊な開発環境になっていた。
Salesforce Developer Experience (DX) は、開発ライフサイクル全体を合理化するツールセットです。チームによる開発とコラボレーションの向上、自動化テストと継続的インテグレーションの容易化、リリースサイクルの効率化とアジャイル化を実現します。
とくに後述するsalesforce CLIが提供されることによって、Git/GitHubといったバージョン管理システムを中心に開発できるようになった。
Salesforce DXを実現するためのコマンドラインツール。
GitHub/JUnit/webpack/ESLint/CircleCI/etc...などsalesforceが提供している以外のツールを使って、開発できようにSFDXが提供された
# salesforce CLI(sfdxコマンド)のコマンド抜粋
$ sfdx commands
...
force:apex:test:run
...
force:source:pull
force:source:push
...
salesforceアプリケーションを構成するコンポーネント作成技術は現在3つある。
Aura
コンポーネント)・・・salesforce独自仕様現在はLightning Web Componentsが推奨されている。 Lightning Web ComponentsはWeb標準のWeb Componentsで構築するので、Salesforce DXとも伴ってモダンな開発環境を取り入れることが可能。