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自分のための備忘録です。

EBS(Elastic Block Store)

  1. EC2 > Elastic Block Store > ボリュームの作成
  2. ボリュームのアタッチ
  3. EC2のデバイスを確認
  4. デバイスをフォーマット(ファイルシステムを構築)
  5. デバイスをマウント
  6. マウントポイントを作成
  7. マウント
  8. 再起動時に自動的にマウントさせる
  9. ↑が正しくマウントされるかを確認

ボリュームのアタッチ

Notification_Center

デバイスを確認

ボリュームをアタッチするとブロックデバイスが作成される。

Linuxは周辺機器(SSD、ハードディスク、USB、etc)ごとに/devにデバイス(正確にはデバイスファイル)が作成される。 デバイスファイルをマウントすることによってを使ってアクセスする。

デバイスファイルにはいろいろな種類があり、代表的なものにブロックデバイスファイル(b)、キャラクタデバイスファイル(c)がある。

$ ll /dev | grep xvd
brw-rw----    1 root     disk      202,   0 Jul  1 23:59 xvda
brw-rw----    1 root     disk      202,   1 Jul  1 23:59 xvda1
brw-rw----    1 root     disk      202,  80 Jul  2 06:19 xvdf       # <--- 新規にブロックデバイスファイルとして追加

lsblk -fで確認してもよい。

デバイスをフォーマット

$ sudo mkfs -t ext4 /dev/xvdf

マウントポイントを作成

$ sudo mkdir /data

マウント

$ sudo mount /dev/xvdf /data

マウントされたことを確認。

$ lsblk -f
NAME    FSTYPE   LABEL           UUID                                 FSAVAIL FSUSE% MOUNTPOINT
loop0   squashfs                                                            0   100% /snap/amazon-ssm-agent/5163
loop1   squashfs                                                            0   100% /snap/amazon-ssm-agent/5656
loop2   squashfs                                                            0   100% /snap/core18/2344
loop3   squashfs                                                            0   100% /snap/core18/2409
loop4   squashfs                                                            0   100% /snap/core20/1494
loop5   squashfs                                                            0   100% /snap/core20/1518
loop6   squashfs                                                            0   100% /snap/lxd/21835
loop7   squashfs                                                            0   100% /snap/snapd/15904
loop8   squashfs                                                            0   100% /snap/lxd/22753
loop9   squashfs                                                            0   100% /snap/snapd/16010
xvda
└─xvda1 ext4     cloudimg-rootfs 436cf32d-5e3d-46ca-b557-f870c8a25794    2.7G    64% /
xvdf    ext4                     ff0dfd8e-c1f2-4e1c-897e-327c042890cd    1.8G     0% /data  <------------------ 追加

再起動時に自動的にマウントさせる

  1. /etc/fstab/をバックアップ
  2. 目的のブロックデバイスのUUIDを取得
  3. /etc/fstab/を編集

/etc/fstab/をバックアップ

システムブート時に常にマウントするよう/etc/fstabファイルを編集します。 必ずバックアップをとってから作業します。

$ sudo cp /etc/fstab /etc/fstab.org

目的のブロックデバイスのUUIDを取得

$ lsblk -o +UUID
NAME    MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINT                  UUID
// ...
xvda    202:0    0    8G  0 disk
└─xvda1 202:1    0    8G  0 part /                           xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
xvdf    202:80   0    2G  0 disk /data                       aebf131c-6957-451e-8d34-ec978d9581ae    # <--- UUIDを取得

#### /etc/fstab/を編集

`fstab`(file system table)ファイルに以下を追記します。

Ubuntu

UUID=aebf131c-6957-451e-8d34-ec978d9581ae /data ext4 defaults,nofail 0 2


#### 正しくマウントされるかを確認

```sh
$ sudo umount /data
$ sudo mount -a
$ lsblk -o +UUID
NAME    MAJ:MIN RM  SIZE RO TYPE MOUNTPOINT                  UUID
// ...
xvda    202:0    0    8G  0 disk
└─xvda1 202:1    0    8G  0 part /                           xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
xvdf    202:80   0    2G  0 disk /data                       aebf131c-6957-451e-8d34-ec978d9581ae    # <--- 正しくマウントされていれば良い

備考

コマンド

  • df -hT:デバイスの使用状況を表示 -T ファイルフォーマットタイプを表示する
  • lsblk -f(list block devices):ブロックデバイスを一覧表示 -f ファイルシステムを表示する
  • fdisk -l:パーティション情報を調べる
  • du:ディクス使用量を表示